実はフルオーダーだけではない？注文住宅の建て方には色々ある！

実はフルオーダーだけではない？注文住宅の建て方には色々ある！

注文住宅の建て方には、様々なサービスが存在します。一般的には、フルオーダーで細かな部分まで設計や建設を進めてもらうというのが主流となっています。しかし、実は建設会社やハウスメーカー側からある程度のプランを提案してもらうことも可能です。こうしたサービスは、セミオーダーと呼ばれていて自分たちで注文住宅の方向性を決めることが難しい時などに有効活用できる魅力があります。実際に、セミオーダー方式に関しては要望に応えてほしい部分だけを効率的に変化できます。そのため、初めて注文住宅の依頼をする人も方向性や目的を見失わずに進めていくことができますので、安心感が違います。また、モデルハウスや住宅展示場などを参考にしてイメージを掴みやすい魅力も存在します。フルオーダーの注文住宅では、自分達が考えている理想があるためあらかじめこういった参考物件が存在するわけではありません。セミオーダーではそれがあるので、とても相談がしやすいです。

注文住宅の建て方には規格住宅という選択肢もある

世間で注文住宅といえば、フルオーダーで建てられた自由設計の住まいを指すのが一般的です。ちょっと詳しい方であれば、セミオーダーの注文住宅までイメージするかもしれません。その一方で意外と知られていないのが、規格住宅です。その名称が自由設計の注文住宅とは対照的に思えるかもしれませんが、これもれっきとした注文住宅の建て方の1つ。これは建物の規模やデザイン、または間取りや設備などの部分が、あらかじめメーカーによって設定されており、その範囲内で好きなものを選んでオーダーメイドできる住宅のこと。設計や資材の仕入れ、あるいは工程が規格化されているため、工期の短縮化や建築コストの軽減が可能になります。また規格化されていることで、入居後もスピーディーかつ正確なメンテナンスが期待できます。他方でデメリットは、やはり設計の自由度が低くなってしまうことです。限られた範囲でしかオーダーメイドできないため、個性が出しにくく、理想どおりの住まいの実現が難しくなるかもしれません。